当院の特徴と治療方針
「全人的な精神科医療」を目指しています。
具体的には、次の4つの柱を中心に診療を行いたいと考えています。
- 小さなお子さんからご高齢の方まで、年齢制限なく全年齢を診療いたします。
- 睡眠医療認定医として、単なる不眠症の治療のみならず、睡眠に関連するあらゆる疑問にお答えし、検査を含めて適切な治療を行います。
- CT、MRI、脳波などによる身体的な検査が必要な場合や、入院治療が必要な場合は関連病院と連携し迅速に対応します。
- 特に当院の特色として、現在社会的に問題となっている多剤併用療法や睡眠薬への依存状態からの脱却を目指す治療が可能です。
具体的には、私と専門トレーニングを積んだ臨床心理士が協力してCBT-I(不眠症に対する認知行動療法)を行うことで、睡眠薬を極力使うことなく自然な眠りを得られるようサポートいたします。
まとめますと、
「子供から大人まで、起きている時も寝ている時も、患者さんもその家族も、こころも体も診る」
を当院の治療方針としております。
当院はJR阪和線「長居駅」と地下鉄御堂筋「長居駅」のちょうど中間あたりに位置しており、いずれの公共交通機関をお使いの場合でも徒歩約3分と通院しやすい立地となっています。
また、当院は道路に面した1階に位置しておりますので、ご高齢の方やお身体の不自由な方もご利用いただきやすくなっております。
院内にはキッズスペースも設けておりますので、老若男女問わず、気になることがございましたら、お気軽にご相談いただければ幸いです。
ロゴマークについて
睡眠の「眠」の字体を「月に寄りかかり、安らかに眠るこども」の絵で表現してみました。
私の精神科医としてのポリシーは一言でいいますと「月」です。
精神的に不調なとき、患者さんや周囲の方々は、「足元も周りも全く見えない真っ暗な夜道を歩いているような不安な気持ち」だと思います。
そんな患者さんに対して、『決して太陽のように明るくはなくとも、優しくそっと患者さんとその周りを照らすことで、患者さんが気付いていない「ささやかな幸せや希望」を、ご自身で気付ける手助けをしてあげたい』、そんな「三日月くらいの淡い光を放つ月のような存在でありたい」と思いながら日々治療を行っております。
このような月に対する想いと、「子どもの頃から睡眠の大切さを知っておいて欲しい」という睡眠専門医としての想いをあわせて、ロゴマークをデザインしました。