大阪市住吉区長居東の心療内科、精神科、睡眠専門外来、児童思春期精神科「やまとメンタルクリニック」です。JR阪和線、御堂筋線「長居」駅より徒歩約3分。精神科医療では子供から高齢者まで幅広く対応、また不眠症他、睡眠医療全般に対応いたします。

児童思春期外来|対象疾患

対象となる主な疾患

①自閉症スペクトラム障害(広汎性発達障害、自閉症、アスペルガー障害)

自閉症スペクトラム障害とは、一言でいうと「情が通いにくい」障害です。社会性やコミュニケーション能力といった、人間の基本的な機能の遅れを特徴とします。乳幼児期からみられるため健診で気付かれることが多いですが、マイペースで大人しいタイプや言葉の発達の遅れが少ないタイプでは成人するまで気付かれない場合もあります。「あやしても笑わない」「視線が合わない」「いつも一人で同じ遊びばかりしている」「名前を呼んでも反応しない」「相手の立場になって考えるなどの想像力に乏しい」といった特徴がみられやすく、家庭や学校で上手く人付き合いができないため、孤立したりいじめられたりすることもあります。成長や能力のアンバランスさはありますが、それをその子の持つ個性として捉え周囲の理解を得ることで、その子の持つ能力を最大限発揮できるようなサポート体制を整えることが重要です。

②注意欠陥多動障害(ADHD)

(1)多動(落ち着きない、動き回る)、
(2)不注意(気が散りやすい、片づけができない、不注意でよく怪我をする、遅刻や忘れ物が多い)、
(3)衝動性(順番を待てない、相手の話にすぐに割り込む)
といった行動が幼少期からみられます。
ある特定の場面だけでなく色々な場面(家庭、学校、外出先など2箇所以上)でみられやすいことも特徴です。本人に悪気はないのですが、周囲からみれば我儘ややる気がないようにみられてしまい、何度も失敗を怒られることで自信を失ってしまい2次的に意欲の低下や対人不安が強まることもあります。治療は心理社会的療法を中心に行っていきますが、症状が顕著な場合には薬物療法を併用する場合もあります。

③学習障害(LD)

全体的な知的能力の遅れはないものの、「聞く」「話す」「書く」「読む」「計算する」「推論する」などの学習に必要な能力のうち、特定のものだけに困難が生じる障害です。
まずは正確に苦手分野を把握するために心理検査を行い、その結果に応じて個々の能力に応じた対応を考えていく必要があります。特に個別に苦手分野のみを重点的にサポートしてもらうなど、学校での学習環境を整えることも重要となります。

④知的障害

一般的には「読む」「書く」や「計算する」など、頭脳を使う知的行動が同年齢の基準より全体的に大きく下回っている状態を言います。言葉に遅れがあったり、判断能力や記憶力などに問題があり、通常の学習には、ついていけない等の症状が見られます。生まれつきのものから、生後に生じるもの(頭部外傷など)、一過性のもの(学ぶ機会の欠如など)など原因は多岐にわたります。個々の場面に応じた療養指導を行っていきますが、社会生活を送る上で困難が大きい場合には療育手帳を取得し福祉サービスを充実させるといった周囲からのサポートも必要です。

⑤チック障害、トゥレット障害

「まばたき」「首振り」「しかめ面」「鼻鳴らし」「舌打ち」「せき払い」「特定の言葉を繰り返し発する」など、周囲からすると普通の癖のような症状(チック症状)が繰り返し現れます。一過性のものから長期間に渡って支障がでる場合もあり、慢性化するものを「トウレット障害」と呼びます。特に音を出すタイプのチック症状が強い場合で、静かにしないといけない場面で出てしまって恥ずかしい思いを繰り返していたり、周囲からうるさいと責められたりして辛い場合はチック症状を緩和する薬を使います。周囲からの関わり方のポイントとしては、無理にチック症状をやめさせようとしないことと、症状があっても本人が気にせず過ごせるような環境配慮が大切です。

⑥夜尿症・遺糞症

夜尿症とは睡眠中の無意識の排尿、いわゆる「おねしょ」です。遺糞症とはお漏らしを含む不適当な場所や状況での排便を指します。排尿・排便ともに、4歳位までには体の機能も発達し、自然に治癒する事が多いのですが、5〜6歳を過ぎても無意識上での排尿や排便が続く場合は 夜尿症や遺糞症の疑いがあります。夜尿症・遺糞症はあくまで身体的な病気の一種ととらえ、家族などの周囲の人があまり神経質になりすぎない事が大切です。なお精神的な側面だけでなく、夜尿は膀胱容量の低さが、異糞症は便秘が背景に隠れていることもありますので、そのあたりを見逃さないような目線も必要です。

⑦抜毛症

本人の意識・無意識に関わらず、自分自身で髪の毛を引き抜いてしまう病気です。小学生高学年ごろから10代の女子に多く見られます。
主な原因として慢性的なストレスや欲求不満があげられていましたが、最近では神経細胞と脳の伝達の一部に支障があるために起こるという説もあります。同じストレス性に髪が薄くなる病気として円形脱毛症もありますが、円形脱毛症では毛根部から綺麗に抜けてしまっている一方、抜毛症では少しだけ短い毛が毛根部とともに残っている場合が多いです。

⑧分離不安障害

一般的に、人は成長過程において、親(依存対象)から分離・自立して大人になっていきますが、分離・自立が年齢相応になされていないと、親などの依存対象がいない時に過度に不安になり、身体的・精神的な症状を示すようになります。このような状態を分離不安障害と呼びます。特に幼児期から学童期前半によく見られ、登校しぶりや学校に行く前に頭痛や腹痛などの身体症状を呈する場合もあります。

⑨場面緘黙、吃音、社会不安障害

選択的緘黙とは、言語能力は正常であるにもかかわらず、学校などの特定の場面や状況でひと言も話すことができない状態をいいます。吃音は何かしゃべろうとする時に「こ、こ、こ、こんにちは」など言葉がつまりスムースに喋れなくなる病気です。社交性不安障害とは、小学校高学年から中学生位の思春期前後から発症する事が多く、人から注目されるような状況に立たされると、強い精神的緊張や、赤面・手足や声の震え・顔や全身のこわばり等の身体的不安症状がみられ、日常生活が送れなくなってしまう状態をいいます。いずれも人前で症状が強く出現するため人前にでること自体を自然に避けるようになり、不登校や引きこもりの原因となることもあります。

⑩不登校・引きこもり

不登校や引きこもりの原因は様々です。いじめや友人トラブル、勉強でついていけない等の学校生活に由来するものから、ゲームやインターネット依存などに由来するもの、人前で過剰に緊張したりトイレに行きたくなるといった体質に由来するもの、家族関係の悩みなど一見学校生活とは無縁に思えるところに由来するものなど複雑な要因が絡み合った結果生じている場合が多いです。何よりもまずはあせらず、じっくりと時間をかけて子どもの言葉にならない心の言葉に耳を傾ける事が大切です。家庭内での安定を維持することで少しずつ社会に戻る準備が整っていくのですが、それには長期間かかることも多く、ご家族さんの不安や焦りも相当強いものと思われます。本人が治療に参加していただけると一番良いのですが、社会との接点を一時的にせよ断ってしまうという病気の特徴があることから最初はご家族さんだけでの相談となるケースも多いです。不登校、引きこもりの要因は千差万別であり、意外なところに改善のヒントが隠されている場合もありますので、「家族全体として引きこもってしまわない」よう、些細なことでも気軽に相談いただければと思います。

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